「植田ショック」について息子たちに聞いてみた

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こんにちは。
ぼちぼちフリーランス倶楽部の中山圭子です。

ここ数日、厳密には2024年8月2日(金)〜6日(火)現在、株価下落、為替変動ネタで一部の人々の間では持ちきりのようですね。
私はX(旧ツイッター)はあまり見ないのでわかりませんが、昨日などは阿鼻叫喚の様相だったとか。

「短期トレードをしている人って、そんなに多いのかぁ」

と思って聞いていたら、

「今年から新NISAでインデックスつみたて投資はじめたけど、怖くて売っちゃった

という声も。
え、売っちゃったの? インデックスでつみたてしてるのに? このタイミングで?
と驚いて、ちょっと心配になりました。

そういえば、「コロナショック(暴落)のとき狼狽してインデックスを売っちゃった」という人がいました。今では個別株投資についてセミナーを開けるくらい詳しい方なので、不思議に思って理由を聞いたところ、苦笑しながら、
「あのときは、投資について本当の意味で理解していなかったんでしょうね。腹落ちするって大事だなって痛感してます」
と冷静に振り返って教えてくれました(わかりやすい解説で人気なのは、ビギナーの気持ちに寄り添えるからなのね、と納得)。

「投資」について、個々人のスタンスが定まらないまま、あるいは認識不足のままはじめている人は意外と多いのかもしれません。

楽天証券の口座を見てみたら、こんなメッセージも。

歴史の教科書に載っていた「世界恐慌のときに銀行前に行列する人々」のイメージが浮かびました(そこまでじゃないか)。

まさかと思うが、我が息子たち、メディアやSNSの声に慌ててないよな……。
つみたてでインデックス投資をしている息子たちにも、念のため確認してみました。

長男「別に何もしてない。長期投資でしょ」
次男「売っちゃうの? おもろいね。逆に買いたい」

うんうん、わかってるね。
母さん安心したよ。

我が家の投資はじめは、旧NISA時代にとある独立系投資信託を売る会社のドキュメンタリー(NHK「プロフェッショナル」)を見て、
「ここに投資してみたい!」
と当時小5だった次男と意気投合、鎌倉にある会社を二人で訪れて説明会に参加したことから(長男は部活で来なかった)。
「お金はもちろん増やしたいけど、いいと思える会社を応援できると気持ちいいね」
という「子どもと一緒に社会の仕組みを知るいい機会」なモードでした(その辺の経緯は、こちら↓にも書いてます)。

ぼちぼちフリーランスの投資&つみたて事情、私の場合|中山圭子
*文中で投資信託の商品などについて記述していますが、購入や加入を推奨するものではありません。興味がある方は、ご自身の判断の下で行動してくださいね。 最近は、確定申告関連の書籍を出版したこともあり、書店でお金関係のコーナーに足を運ぶことが多い...

現在の我が家は、楽天証券で各自が口座をもち、インデックスでほったらかし投資を各自がしていますが、投資の入り口で、長期積立インデックス投資の基本的なスタンスを理解してはじめたのはよかったな、と今回の件で改めて思いました。

ただいま投資ビギナーさん向けの本を制作中なので、今回の市場の動きは、読者の声がリアルに聞こえてきて、とても参考になります。
暴落時につみたてのインデックス投資を狼狽売りしちゃう人がいなくなるような本にしよう。

ちなみに、我が家の蔵書でおすすめの投資本はこちら。

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インベスターZ』三田紀房 2013〜2017年に刊行 全21巻

漫画はもちろん面白いのですが、巻末についているインタビューに錚々たる人物が登場しているのもいい。読み応えがあります(伝説のエンジェル投資家、瀧本哲史さんも登場)。
オススメですよ。

文/中山圭子
書籍の企画・編集・ライティングが主な生業。『超シンプルな節税と申告、教えてもらいました!』、『超シンプルな青色申告、教えてもらいました!』など、フリーランスの実務のお助け本の共著あり。

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