フリーランスの書籍編集者がKindle出版(KDP)で、掌編小説集『ありふれた永遠たち』を出版。作品紹介のほか「Kindle出版って何?」「普通の出版と何が違うの?」「Kindle本、どうやって読むの?」にもふれます!
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ぼちぼちフリーランス倶楽部プロデュースのKindle本、3冊目
ぼちぼちフリーランス倶楽部の中山圭子です。
出版社で書籍編集を十数年経験してから独立しまして、フリーランスの出版を商業出版、Kindle出版(個人出版)ともに応援しております(くわしくは、当倶楽部の紹介や「ぼちぼちフリーランス倶楽部、Kindle出版はじめました!」をご覧ください)。
これまで刊行したKindle本は2冊。
1作目はミステリー『月夜乃商店街かどわかし奇譚』、2作目の短編連作集『溺れちまうよ、とカワウソは言った。』。
このたび、Kindle出版(KDP)3冊目、刊行しました。
『ありふれた 永遠たち』田山けい
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Kindle(電子書籍)の始め方は、こちらの記事をどうぞ。⬇︎
『世界の中心で愛を叫ぶ』をヒットさせた小学館の新文芸ジャンル
今回出版した本は、『きらら』という小学館の文芸PR誌(現在は休刊)が行っていた、「きらら携帯メール小説大賞」の受賞作などをまとめた掌編集です。
携帯小説(まだスマホはなかった)というジャンルが出てきた頃で、小説を携帯で書いたり読んだりする時代の走りでした。五〇〇〜一〇〇〇字という短さが手軽で、ほぼ毎月トライしていました(書くのは携帯ではなくパソコンです)。
身の回りのことから着想を得て、一〇〇〇字という条件のなかでお話を作る作業は思った以上に楽しく、当時はいくらでも書ける気がしていました(懐かしや)。
書いてあることは「お話」ではありますが、描かれていることの中には、あの頃感じていた「気持ち」が溶け込んでいて、読み返すと一気に時計が巻き戻ります。
つねづね、人はみな記憶というタイムマシンを持っている、と思っているのですが、いつか、そのタイムマシンが機能しなくなったときのために、という極めて個人的な想いから本書をまとめてみました。
「あとがき」より
スマホが登場する直前で、まだ、二つ折りにする携帯電話、使ってましたっけ。
時の流れを感じます。
毎月約300〜400の応募がある人気の賞でした。最終候補が30作までしぼられ、選者(佐藤正午氏・盛田隆二氏)と編集部によって月間賞(1~2作)と佳作10作が選ばれるのですが、受賞すると3万円の賞金が出るのです(佳作は図書カード)。
1000字のアマチュア小説に3万円の投資。
さすが天下の小学館。
それまで小学館といえば、『ドラえもん』や『名探偵コナン』、あと、ポケモンなんかの漫画やアニメの世界的ヒットはあれど、小説など「文芸」ジャンルはヒットがあまりありませんでした。
それが、2001年に『世界の中心で愛を叫ぶ』がミリオンセラーに(本の帯に「泣きながら一気に読みました」by 柴咲コウ)。
その後、『いま会いにゆきます』などのベストセラーも出て、いずれも映画化もされてましたね。
小学館が文芸ジャンルに力を入れ始めていた時期で、予算も多めにとれたのかしらん、、、などと大人な事情を推察してみたりして。
1000字なので、1編が3分くらいで読めちゃいます。
スキマ時間に、お楽しみいただけたら嬉しいです。
Kindle出版(KDP)とは? どんなメリットがあるの?
Kindle出版(KDP)は、amazonが提供しているセルフ出版サービスです。
小説を「商業出版」しようと思ったら、通常は、出版社が主催する新人賞に投稿、受賞、うまくいけば出版、というのが王道。
何百〜何千という応募作のなかから選び出された1〜数作が受賞し、出版の栄誉にあずかることができる、たいへん狭き門です。
ほかにも、「自費出版」という方法で本を出すこともできます。
ただし、この場合は、十数万円〜ン百万円ほどのお金がかかります。
それを著者が自分ひとりでできちゃうのがキンドル出版(KDP)。
しかも、出版そのものにお金は一切かかりません。
私は、仕事にしているノンフィクション系の書籍も好きですが、小説も大好き。
というわけで、KDPを利用して小説の出版もはじめました。
電子書籍読み放題サービスを上手に利用しよう
スマホが現代人の必需品となって久しい昨今、電子書籍を利用している人の割合は、3〜5割ほど(調査によって差があります)。
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当倶楽部で刊行した3冊は、アマゾンの電子書籍読み放題サービス Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)をご利用いただくと、無料で読めます(30日間の無料期間あり)。
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ご感想、お聞かせいただけたら嬉しいです。
文/中山圭子
書籍の企画・編集・ライティングが主な生業。悩みを解決しながら本が作れる「一石二鳥の企画」が得意。『新NISAにiDeCo…いろいろあるけどお金のプロは結局、これを選んでる』、『超シンプルな青色申告、教えてもらいました!』、『超シンプルな節税と申告、教えてもらいました!』などの共著あり。



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